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自動車のATミッションの故障原因・修理費用は?

2019.05.20 up!

車のATミッションの故障原因、故障時の現象、気になる修理費用を説明していきます。

ATミッション故障原因

AT(オートマチックトランスミッション)は、車を動かす、停めるなど、車の動作の土台となる変速機のことをいいます。

ATミッションは車の使い方によって故障の有無が大きく分かれ、200,000km走行しても故障なく走り続けることができるものもあれば、100,000km以内しか走行していないのにも関わらずATミッションが故障するものもあるのです。

ATミッションが故障する原因は「寿命」が考えられます。

車の一般的な寿命は、初度登録から10年以上、走行距離100,000km以上を超えると、車のさまざまな部品を交換しなければいけません。

最近の車は消耗部品を交換すると、15年落ち以上や走行距離が200,000km以上の車であっても十分に走行することができ寿命を延ばすことはできますが、ATミッションまで交換する方はいらっしゃらないでしょう。

ATミッションも消耗部品ですので、交換しなければ故障・不具合を起こしてしまうのです。

ATミッションが故障する原因は寿命だけでなく、ユーザーの運転の仕方も大きく関わります。

例えば、急発進、急ブレーキ、ギアチェンジの使用頻度過多、エンジンブレーキの使い過ぎなど、タコメーターが大きく動くような運転をくり返すことで、ATミッションには大きく影響を与えているのです。

ATミッション故障時の現象

最近のATミッションは、トルクコンバーターというタービン、ステータ、ポンプを備えた部品からエンジンに動力を伝えています。

ATミッションの故障時にみられる現象は複数あり、まず1つめはエンジンに動力が伝わらないATミッションの「滑り」が起こるのです。

ATミッションの滑りが起きると、アクセルを踏んでもスムーズに加速しなくなります。

トルクコンバーター内にあるポンプが消耗することで、エンジンに規定の動力・圧力を送ることができなくなるため、このような現象がみられるわけです。

2つめは、ATF(オートマチックトランスミッションフルード)が不足すると、エンジンに正確な動力を伝えることができなくなります。

ATFはATミッションに注ぐ専用のオイルのことで、ATFが不足しているとATミッションから異臭がする、最悪の場合は車が動かなくなってしまうという状態に陥ってしまうのです。

3つめは、変速時の異音や振動です。

ATシフトをNからDへ移動させたとき、大きな振動が伝わってきたり、ギアシフトがスムーズでない場合はATミッションの故障の可能性があります。

4つめは、燃費の悪化で、ATミッションが不具合を起こしているまま走ると、前述のようにエンジンに動力が伝わらず、エンジンが滑りを起こす場合があるのです。

エンジンが滑りを起こすと、エンジンの回転数だけが高くなり燃費が悪くなります。

これら4つの現象がみられた場合は、ディーラーや整備工場に車を点検してもらいましょう。

そのときにメカニックはATFの状況をふまえてコントロールバルブやセンサー、配線などを広範囲に渡ってチェックし、ATミッションが故障を起こしている原因について特定をすすめます。

ATミッション修理費用

ATミッションの故障が確認された場合は、故障具合によって修理方法が異なります。

例えば、ATFが不足していたり、エンジンのショック振動は、ATFを交換するだけで症状が和らぐことがあります。

ATFの交換費用は車種によりますが、軽自動車であればATFを注入する量がそれほど多くありませんので5,000円程度で済みますが、ミニバンやセダンの大型車になると注入する量が増えますので、15,000円程度かかるのです。

ATFには油分の種類によっても修理費用は大きく異なります。
ATFの交換だけでは修理できない場合は、ATミッションそのものを交換しなければいけません。

ATミッションは構造が極めて複雑であり、さまざまな機関と連動していますので、ATミッション不具合だけでなく点検箇所が多岐に広がります。

そのためATミッションの点検をするだけで修理費用の5%程度の修理費用を請求してくる整備工場もあることを知っておいてください。

もしATミッションを交換しなければならない場合は、車種により交換費用は異なりますが、軽自動車などで200,000円程度、ミニバンなどでは600,000円程度を見積もっておくといいでしょう。

高級セダンのように排気量が大きいものや、機関の構造が複雑なものであれば800,000円以上の修理費用が発生することもあります。

修理費用には部品代だけでなく工賃が必要になりますが、工賃はディーラーが最も高いですので、安く抑えたい場合は民間の整備工場を利用しましょう。

また部品は新品だと高くなりますので、リビルト品を使うという方法もあります。

ただ修理はディーラーで行なったほうが安心感が高いこと、リビルト品は保証がついているものもありますが、やはり新品部品のほうが安全・安心に使用できることは間違いありません。

今回の記事を参考に、ATミッションの故障の原因や、故障時にどのような現象がみられるのかを知っていただき、修理費用を確認しながら修理を検討なさってはいかがでしょうか。

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